夢寸劇感想001
コンサルの最中、突然「夢寸劇」を振られ些か驚きましたが(笑)夢寸劇の説明を受けながら「夢寸劇をやるのはなぜか!?」を、考えていました。
与えられたのは、決めゼリフのみ。それをエンディングに設定しスタッフみんなでシナリオを作る。限られた時間の中でシナリオを完成させる、人前で、大きな声で、大きなアクションで寸劇をやる。普段の仕事場には無い強烈な環境です^_^;
実際に練習の「決めゼリフ寸劇」や本番の「夢寸劇」をやってみると、決めゼリフからストーリーを考える人、配役を考える人、決めゼリフ以外のセリフや場面設定などの脚色を始める人、タイムキーパー、全体を観る人など、ひとりひとりが集団の中での自分の役割を見つけ行動し始めることで、「ひとりひとりのスタッフ」から「チーム」へと成っていきました。チームに成っていく過程で仲間の新たな一面を観ることもできました。
企業のゴールを「決めゼリフ」で可視化することによってスタッフひとりひとりがゴールをイメージ化することが出来るようになり、自分にできるゴールへのつなげ型を考え行動する。企業の運営が経営者などトップの限られた人たちが考える「他人ごと」から「自分たちのこと」と、視点を変えられる。それが夢寸劇をやる真意なのではないかと思います。
夢寸劇は、その過程で起こる障害を利用し、チーム全員で、想定した未来へとつなげていくための共育プログラムだと思います。